本人限定受取郵便物を勤務地や他の郵便局に転送してもらう方法

こんにちは。
店長Nです。
今日は本人確認の方法についてご紹介させていただきます。
普通のゲームショップや古本屋さんでは、買取をするお客様と顔を合わせての買取になりますので、身分証を提示しただけで身分確認が完了します。しかし、当店のようにネットで買取している業者などは、非対面の取引となるので注意が必要です。一般的に考えられている、身分証のコピーだけでは本人確認として不十分です。
※以下は警視庁のHPからの引用です。
インターネット利用やFAX、電話による受付など、取引相手と対面しないで古物の買い受け等を行う(非対面取引)場合、相手が申し立てた住所、氏名等が真正なものであるか、「なりすまし」ではないか、を確認する必要があり、そのための措置が
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/tetsuzuki/kobutsu/kaisetsu/hitaimen.html
古物営業法第15条第1項第3号、古物営業法規則第15条第3項第1号から第6号、第8号から第10号
で規定されています。
このように法律で決まっているんですね。そして、ほとんどの買取業者は「本人限定受取郵便」を使用しています。印鑑証明や電子署名はめんどくさいですからね・・・
しかし、ここで一つ問題があります。本人限定受取郵便は、免許証や保険証と同じく、買取お申込みの住所に送られてきます。ところが、休みなく働いているサラリーマンや両親の介護などで忙しい人などは、昼間に自宅で郵便を受取ることができません。結局、身分確認ができなくてお金が受け取れないというトラブルが発生してしまうのです(クレームを言えば大丈夫ですが、泣き寝入りをされる方もいらっしゃるでしょう)
そこで今回は、本人限定受取郵便を勤務地で受取る方法についてご紹介したいと思います。
地元の配達郵便局に連絡

まず最初に、一度本人限定受取郵便物を配達してもらいます。ネット買取の場合は、買取業者から「〇月〇日に本人限定受取郵便物を送ります」というメールが届くと思いますので、そのままその期日を待ち、郵便局の配達員さんに配達してもらいます。
しかし、家に本人がいないと受取できませんので、その郵便物は配達員に持ち帰ってもらいます。ただ、その時に配達員が「本人限定受取郵便到着のお知らせ」という封筒をポストにいれるか、その時に家族がいれば家族にお渡しします。
その「本人限定受取郵便物到着のお知らせ」を開封すると、中に入っている印刷物の角に「整理番号」が記載されている書類があるので、こちらを確認し「整理番号」を控えます。
地元の配達郵便局に電話
次に、地元の配達郵便局に、自分の希望する郵便局で【本人限定受取郵便物】を受取りしたいという希望を伝えます。もちろん電話でOKです。
そうすると、電話越しにオペレーターの方から、「郵便局が発行した整理番号を教えてもらえますか?」と質問されますので、先ほど控えた「整理番号」をオペレーターに伝えます。
転送を希望する郵便局を伝え、整理番号を伝えると、本人限定受取郵便物を転送する手続きをしてもらえます。しかし、ここで安心してはいけません。まだ注意が必要です。転送にかかる時間を確認しないといけません。オペレーターに、いつごろ転送先の郵便局に到着しそうか、必ず確認しましょう。
転送先の郵便局で受取
郵便局が指定した日になったら、転送を希望した郵便局で受取します。受取をするためには、運転免許証や保険証などの身分を確認できる証書を持参する必要があります。外国国籍の方であればパスポートが良いでしょう。これは普段の買取と同じ作業ですね。
窓口で、①本人限定受取郵便物の書類(無ければ番号を必ず控える)と、②身分証を手渡すと、郵便局の窓口の担当者が身分証の控え(コピー)をとります。そして身分証と本人限定受取郵便物の内容を確認し、郵便局の窓口の担当者が本人確認をしてくれたら、無事確認作業が終了です。
最後に「はがき」をもらいますが、それはもうオマケのようなもの。あとは数日後に買取金額が入金されるのを待つだけです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ネット買取で身分確認ができるかどうか心配だった人も、このブログを読んでいただけたら安心だと思います。昼間、郵便局に行く時間が少しでもあれば、身分確認は簡単にできます。この機会に、ぜひネット買取に挑戦してみましょう。
もちろん、未開封品を持っている方、持っていない方も未開封品買取ネットはおすすめです。未開封品以外はそれほど高い買取価格にはなりませんが、開封品の買取も行っていますので、ぜひご利用ください。